2021年3月15日月曜日

愛すべきナニカチガウニッポン「Shadow Tactics: Blades of the Shogun」

愛すべきナニカチガウニッポン「Shadow Tactics: Blades of the Shogun」

https://www.mimimi.games/shadow_tactics_micro/

ステルス戦術ゲームです。ステルスゲームはメタルギア・ソリッドやスプリンターセル、アサシンクリードなどのアクションゲームが多い印象ですが、これはリアルタイムストラテジーです。
類似ゲームにCommandos、Desperadosがあります。Desperadosと同じデベロッパですね。
敵に見つからないように密かに行動し、目的を果たすゲームです。見張りは倒してもよし、見つからなければスルーしてもよし。見張りの視界は扇形で表されます。濃い色のところにいると見つかります。薄い色のところはしゃがんでいると見つかりません。物陰にいても見つかりません。茂みなどの中に隠れることでやり過ごします。

登場キャラクタはタイトル画面の5人。それぞれが持っている独自の技を使って敵を排除します。侍の「ムゲン」は敵を3人まとめて倒すことができます。

くノ一の「アイコ」は変装の達人で、敵の注意をそらすことができます。他には手裏剣忍者「ハヤト」、罠師の少女「ユキ」、スナイパー爺「タクマ」が登場します。

一人ではどうにもならないところも、複数人で協力することもできます。行動をあらかじめ設定しておき、同時にスタートすることで、一人だと見つかってしまう状況も回避することができます。敵の配置と地形とキャラクタの技をパズルのように組み合わせて、抜ける方法を探すゲームですね。トライ・アンド・エラー必須です。派手に戦おうとしても増援呼ばれて、袋叩きに合います。sokudeは初見ステージ、目標タイム15分のところ、慎重に敵排除を行いながら3時間かけてクリアしています。時間かけすぎです。

このゲームはドイツのデベロッパーが制作しています。舞台が日本なので日本語吹き替え入っています。
江戸初期の時代設定なのですが、やはり中国風のデザインになりますね。最初の城や、雪の町あたりは結構イイ線行っていたのですが、この武家屋敷になってオヤ?と思うところが出てきておりますね。

将軍様の大広間。畳の敷き方が、そうじゃないんですよ。ですが嫌いじゃありません。
ナニカチガウニッポンは色んなゲームや映像作品に出てきます。あえて過剰気味に行うことで演出としていることもあるでしょう。考証が不十分だとか不勉強など批判もされるでしょうが、これはこれで興味深い映像になっていると思います。異なる文化からの見え方をとおして相互理解につながるといいですね。

とはいいながら、京都が舞台のドラマでの京都弁もどき、これだけは許せぬ。

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